ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』①
ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』20170423①.mp3
2017年4月23日読書会録音。今回からベネディクト・アンダーソンの『想像の共同体』を三回に渡りお届けします。近代ナショナリズム分析においては無視できない本でございます。「国家(Nation State)」という枠組みはなぜ影響力が強いものになっているのか?本書はナショナリズムを批判的に検討しています。初回はアンダーソンの問題意識について、そして「国家」の隆盛以前に人の精神を治めていた「宗教」が国家形成においてどういう影響力を持っていたのか、そしてなぜ「宗教」が影響力を持つに至ったのかについて語っております。
※しまだだーよさん欠席のため、今回の収録のアシスタントはフカミドリ矢巻さん(マセキ芸能社)でございます。