小松成美『M 愛すべき人がいて』②




2019年9月1日定例読書会録音。小松成美『M 愛すべき人がいて』の二回目でございます。浜崎あゆみ目線での語りによる小説ですが、この作品を考えるにあたって不可欠な存在がもう一人の登場人物・音楽プロデューサー松浦正人です。私見ですが、浜崎あゆみの小説であるにも関わらず本人の主体が終始読み取れなかったという感覚があります。同時に彼女の松浦正人への心酔の尋常の無さも感じられました。ミュージシャンをプロデュースするということは単に作品だけでなく、そのミュージシャンの思想形成から始めていくということが垣間見れる配信になるかと思います。










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